夏に頑張ってくれた固定種「四葉(すーよう)キュウリ」のあとは、
この地這いキュウリにバトンタッチです。
台風にも強く、そして地面近くは「逆転層」といって、気温がやや高いので、
秋深くまで作れます。そろそろサラダよりは漬物が欲しい季節ですね。
夏にはカビやすかった糠床も準備しましょう。
秋ジャガイモは「デジマ」と「ニシユタカ」の二種類を作っています。
春のジャガイモよりも短期決戦です。
しっかり土寄せをして収穫に備えます。
農学校の皆さん、春よりもすっかり土寄せが上手になってきました。
落花生は、早いところで葉すでに収穫されています。
まだ黄色い花を咲かせいて、そこからシュートが出てまさに「落花」して実をつけます。
最後にもう一回土寄せをしました。
夏が暑くて、なかなか土寄せにエネルギーが注ぎきれないのですが、落花生は草にも強く、
土を肥やしてくれる大事な仲間です。
まだ小さくて若い落花生は、さやごと食べられて美味しいですね。
さとやま農学校でも焚火でお湯を沸かして食べたりします。
さとやま農学校では緑肥もいろいろ育てています。
セスバニアはご覧のように背が高いので、場所をよく考えてつくること。
群生すれば夏の強い風を防いでくれる役割もします。
もうじき種を採る季節です。
シソ科の仲間も、だいぶ穂が出てきました。
若い時期の葉だけでなく穂が出てからの香りも楽しめますね。
エゴマもシソ科ですが、花をハチが好んで飛んできます。
パクチー(コリアンダー)はタイ料理などで熱帯のイメージが強いですが、ニンジンと同じセリ科なので冬でもしっかりロゼッタ状態に葉を広げて春を待ちます。
そうして咲かせる花がまた美味しいのです。
モロヘイヤも毎年種を採っています。
夏の疲れた胃腸にやさしいモロヘイヤですが、種は毒を含むので食べられません。
野菜で毒のある部位というとジャガイモの芽(ソラニン)が有名ですが、モロヘイヤもお忘れなくご注意ください。
オクラはアフリカ原産ために種まきは五月になってからですが、育ってしまえば意外と寒さに強いものです。今年は雨が長くて背丈が伸びるのが今一つでしたが、本来は2mを超えます。秋になったらオクラの株元にエンドウ豆をまけば、立ち枯れたオクラに絡まって春のエンドウ豆が伸びてきます。
ヘチマは、琉球の言葉でナーベラといいます。
若い実をチャンプルーにしたり味噌煮にしたり、柔らかい肉は胃にやさしい感じですね。
大きくなっても落ちないように付け根が非常に強くできています。
緑のカーテンといえばゴーヤ(ニガウリ)が定番ですが、是非このヘチマも育てたいものです。農学校では「化粧水にできますか?」との質問もしばしばありますが、つるを途中で切って下に向けて瓶で受ければ化粧水が出てきます。
ここまで大きくなったものは、皮をむいてタワシにしましょう。
こんな具合に、四季折々の恵みを味わえる
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