「醗酵の郷つくい」の今年度のファイナルイベントで「醤油絞り」を行いました。
好天のもと、一般的な仕込みのものと米と大豆をあわせて麹を醸した「米醤油」の二種類を、絞りの槽(ふね)を二台並べての壮観なイベントでした。
搾ったもろみはどちらも「石山草子農園」のもので、この一年の想いがこもったものを、お二人の絞り師さんに端正込めて絞っていただきました。
米と大豆で醸した醤油は、お米の優しい風味がします。味噌のたまりに近い優しさです。
米と大豆を醸す味噌と、麦と大豆を醸す醤油の関係については、すごく興味があります。
つまり「醤油はどこから来たのか」という一言になるのですが、これは東アジアの食文化にも広がっていく課題です。広大で深遠なテーマゆえ、少し時間をかけて考えをまとめたいと思っています。
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