お醤油サークルレポート 2018

2018年4月の麹づけからのレポートです。昨年麹付けしたもろみの模様も、こちらにアップしていきます。


4月21日、お醤油サークルの皆さんと、昨年と同じ埼玉県・本庄市の「中沢食品」酸にもろみを引き取りに行きました。前もってこちらの津久井在来大豆と、小麦は去年もお世話になった長野県の「なつみ農園」さんのシラネ小麦を送ってあります。これを中沢食品さんがおよそ3日かけて麹にしてくださり、それを引き取って、その日のうちに塩水を足して醤油にするのです。

今回は、この道50年のベテランの社長さんがけがをされて入院中ということでお会いすることはできませんでした。その代わりに社長に連れ添って同じく50年お醤油とお味噌を作ってこられた奥様からいろいろなお話を伺うことができました。
お話もさることながら、元気でお若い様子にびっくり。顔色もツヤツヤで、いまだに全く風邪も召さないそうです。これはやはり、醗酵食の恩恵でしょうか。

麹(つまり、大豆と焙煎した小麦に麹菌を繁殖させたもの)を引き取ったその足で、すぐに加工場で塩水に漬け込みました。ここから醪づくりのスタートです。今この投稿を書いている段階ですでに2週間たちましたが、焙煎されたシラネ小麦が、非常に良い香りです。小麦の品種一つでも、こんなに違うものだと驚きました。


お醤油絞り機の仕上げ(5月6日)
フェノミナ・ラボさんにて、お醤油絞り機の仕上げ作業です。
あの寒い中での製作から打って変わって、初夏の実に気持ち良い一日でした。
出来上がりは「こういうことだったのか!」と驚く仕上がり。
ここまで見据えての設計だったのですね、さすがアーティストは、世界の見え方が違うのですんで。
同じ石や木を見ても、いろいろな事象がそこにイメージできるのでしょうね。


6月3日 
一週間後の6月10日(日)と17日(日)に、いよいよ搾りをします。
それに備えて柿渋二度目の塗り込みをしました。
だいぶ風合いが出てきました。
良い感じです。
ちゃんと搾れるかな、と不安を隠さない様子に
「俺が設計したんだから大丈夫だ。心配するな」と、
フェノミナ・ラボさんからエールをいただきました。

6月17日(日)
念願の初しぼりです。
先週の10日は雨で中止になったので、満を侍しての開催でした。

搾り袋に入れる醪の量、押し加減など試行錯誤しながらですが、フェノミナラボの堀井さんと広田さんにお立合いいただいて、とても良い感じで搾れました。

大人も子供も一緒に搾れるというのは、いいものですね。
何しろシンプルな仕組みが良い。

お醤油サークルは、これで大豆の種まきから収穫、仕込みまでのサイクルを一通り体験できました。

これから、この循環を改良しながら、年々歳々つづけていくわけです。

ここまで手を携えてくださったお醤油サークルの皆さん、フェノミナ・ラボの堀井さんと広田さん、もろみを仕込んでくださった埼玉・中沢食品さん。
改めてありがとうございます。


6月27日 大豆種まきの準備完了

津久井在来大豆の種まきに向けて。
先週はトラクターの故障や雨やらで、今週末の7月1日(日)に延期になりました、
手前に見える、突然壊れてしまったトラクターごしに、きれいに整地された大豆畑は、農協のトラクターに頼んで(もちろん有料で)整地してもらったものです。
何しろ6月中に梅雨が明けるということにもなり、これだけ異常気象が続くともう何が起きてもあわてませんね。なんでも来いという感じで種まきに臨みます。
昨年は、種まきもさることながら、鳥よけのネット張りが非常に大変でした。
ので、今年はテグスと鳥よけテープだけで簡素にやってみたいと思います。


7月1日(日) 津久井在来大豆の種まき

ギリギリ直前に農協にトラクターをかけてもらって、種まきにこぎつけました。
はじめての種まきだった昨年よりは、段取りも良くなり、そして鳥よけのネット張りも、
非常に大変だったので、今年はテグスと鳥よけの反射テープのみとしました。
「来るなら来てみろ!」という気合の入った「結界」でも作るような気持ちです。
異例の速さで梅雨が明けての猛暑のなか、手際よくできました。
あとは天気がどうなるのでしょうか?
あんまり空梅雨は大豆に困るのですが、心配ばかりしても仕方ないですね。
言葉通り、あとは運を天に任せます。


7月6日 雨と風のあとで芽がでてきました

写真はまだ取れてないのですが、芽が出てきました。
何時もながら可愛いものです。

4日夜の大変な風で、鳥よけ反射テープがだいぶ吹き飛ばされてしまいました。
テグスは細いので大丈夫だったのが救いでした。
あわててテープを張りなおして、何とか収拾をつけました。
もうひと息で芽が揃うのですが、あんまり大雨でも、まいた大豆が土の中で水を吸いすぎて破裂してしまいます。