オーガニックハーブのお手軽レシピ

ハーブと野菜の通販セット「さとやまパック」のセット内容をもとにしたレシピです。「さとやまハーバルライフ」で毎年お世話になっているハーバリストの鷺島広子が毎回書いてくださいます。「さとやまパック」は、ベーシックな野菜に加えて、ちょっと珍しいものやハーブや加工品、石窯パン、山菜などバラエティのあるセットになので、初めての方は「どうしよう?」と思いがちですが、どれもみな、少しの手間でテーブルを美味しくしてくれるパートナーだと分かっていただけることでしょう。2020年現在はお休みしていますが、その代わりにフレッシュハーブに特化して折々のハーブをお届けしています。詳しくはフレッシュハーブ通販のページをご覧ください。

パクチーを使ったヨーグルトソースのサラダ

今回の「さとやまパック」は元気な葉物が多かったので、サラダのドレッシングに使えるパクチーヨーグルトソースです。
<グリーンサラダ+パクチーソース>
(材料)サラダの具材: お好みの葉物、人参。
ドレッシング:ヨーグルト 大さじ5、玉ねぎ 小1/4、パクチー お好み、塩 2つまみ、オリーブオイル 小2、お好みでチーズ 適量
1)サラダの具材は食べやすい大きさにちぎる(切る)
2)ドレッシングをつくる
 ○玉ねぎはみじん切りに、パクチーは1cmほどに
 ○材料を全て混ぜ合わせる
 ○お好みでタイムやセージなどを加えても良い
※サラダだけでなく、お肉のグリルなどにもよく合います。

芽キャベツとドライトマトのオイル漬け   2017 01.27

芽キャベツの姿丸ごとが見られるのは「さとやまパック」ならではですね。ひとつひとつのキャベツをもいでいくのが愛しい作業でした。
1)芽キャベツは塩水で軽く下茹でしておく(小さいものなら1分位)
2)オリーブオイルにニンニクとお好みのハーブ(バジルやタイムなど)を入れて温める。
3)2)にお好みの大きさに切ったドライトマトを入れ、炒め煮にする。
4)1)の芽キャベツとお好みでクルミなどのナッツを一緒に炒める
5)塩とお好みでレモン果汁やバルサミコで味を整える
☆オリーブオイルを多めにしてオイル漬けにしておくと便利。 パスタソースにしたりや蒸した芋などにかけても美味しいです。

パクチーと無農薬栽培の梅ジャムを使ったさとやまのパワフルサラダ

材料)人参 一本、パクチー 適量、梅ジャム、オリーブオイル、塩
作り方)
1)人参はピーラーで食べやすい長さで薄切りに
2)パクチーは荒みじん切り
3)人参とパクチー、梅ジャムを小さじ1位を和えて、オリーブオイルを回しかける
4)お好みで塩を少々かける

「すどう農園」の無農薬栽培の梅ジャムの甘みと酸味が、香りの強いお野菜をまとめてくれます。石窯で焼いた「すどう農園の農夫のパン」を薄く切ってのせ、ハムやチーズとサンドイッチにしても格別です。オリーブオイルをごま油にすると、中華風のサラダになります。人参以外でも、大根やブロッコリーなどでも。あと一品!という時の簡単レシピ、どうぞお楽しみください。


イタリア野菜のパスタ

春を感じる爽やかパスタ。
すどう農園のトマトの味が待ち遠しいですね。

材料:パスタ、春キャベツ、ルッコラ、ストリドーロなどの野菜、トマトソース

作り方:

0)トマトソースはあらかじめ作っておく
   (にんにく、玉ねぎ、トマトを炒めて煮詰め、タイムやセージなどのハーブと塩で味をつけた
   シンプルなもの。今回はトマト缶を使いました)
1)ルッコラ、ストリドーロはオリーブオイルで軽く炒め煮
2)パスタを茹でる。茹で上がる30秒ほど前に、春キャベツをざく切りしたものを鍋に
3)茹で上がったパスタと春キャベツにトマトソースをかけて、1)の野菜をトッピング

シンプルですが、爽やかで春を感じられるパスタです。
菜の花などで代用しても美味しいでしょう。

ストリドーロ、熱を通すと少しヌメリがでるので、
ポテトサラダや青パパイヤサラダなどに混ぜても美味しいです。


農夫のパン(すどう農園の石窯パン)のピタ風サンド

材料)トマトパン(今回のさとやまパックで届いたもの)
 中の具)キャベツ、ほうれん草、人参などお好みの野菜、ひよこ豆、ディル、オリーブオイル、塩、レモン汁

作り方)
 1)ひよこ豆は塩ゆでし、オリーブオイルを絡ませておく
 2)野菜は細かめに刻む
 3)ディルのドレッシングを作る
   レモン汁にディル・塩を適量まぜたところにオリーブオイルを少量ずつ入れて伸ばしてお好みの味で出来上がり
 4)ひよこ豆、刻んだ野菜に3)を合わせて混ぜる
 5)軽く温めたパンに4)を入れていただく

※今回はひよこ豆を使いましたが、サーモンやエビなどでも美味しいです。


<タンポポ オ レ>
材料:タンポポ根 カットして乾燥したもの※ 大さじ 1
   水 200㏄、牛乳または豆乳 200㏄
作り方:

タンポポ根は生の柔らかいうちに輪切り等細かくカットして自然乾燥させます

1)タンポポ根をフライパンなどで焦がしすぎないようにゆすりながら鋳る
  香ばしい香りがしてきたら出来上がり
2)1)に水を注ぎ弱火で煮だす⇒水が沸騰してコーヒー色になればOK
  加減はお好みで。
3)牛乳または豆乳をあたためる
4)2)と3)を合わせて出来上がり。

お好みで甘味を加えても美味しくいただけます。
タンポポ根は強肝作用にも優れこの季節にぴったりです。

☆おまけでタンポポ葉の胡麻和え写真を付けました
 ホウレンソウの胡麻和えの要領で作ります。
 胡桃などナッツを入れたり、味噌和えにしても合います。
 葉っぱは利尿作用に優れ、この季節のむくみ対策にも活躍します。

お楽しみください。

Hiroko


香草ヨーグルトソースとタンドリーチキン

お肉、お魚、サラダドレッシングにおススメ

○材料
ヨーグルト 大さじ2、 塩 小さじ1/2、 コリアンダーやミント、ノビルな
どの香草 みじん切りで大さじ 1、お好みでレモン汁 少々

○作り方
ヨーグルトに塩、香草、お好みでレモン汁を混ぜてできあがり
お好みで玉ねぎのみじん切りやノビルの根のみじん切りを混ぜても美味

<おまけ タンドリーチキン ノビルバージョン>
1)ノビルの根はすりおろし、カレー粉、ヨーグルト、トマトソース、塩と混ぜ
てつけだれにする。
2)チキンなどをつけ誰に漬けて数時間なじませ、オーブンで焼く。
ソースには香草ヨーグルトソースがよくあいます。
3)カジキマグロなどでやっても美味しいです♪

<柑橘とハーブのフレッシュドリンク>

材料:オレンジなどの柑橘類 1つ、
   レモンバーム 一枝位
   カモミールの花 2つ
   お好みで蜂蜜

作り方:
1)オレンジは果肉を取りだし、レモンバームは葉のみ、カモミールは花部を
  ミキサーに入れる
2)水、氷、お好みで蜂蜜を入れてミキサーにかける

柑橘はお好みのものでどうぞ。
カモミールは入れすぎると苦味がでますので少量で充分。
旨味が増します。

カモミールのフレッシュはこの季節だけなので、ぜひシンプルに花茶をお楽しみください。
花のもつエネルギーがパワフルに感じられます。

Hiroko


<栄養満点即席ラーメン>

夕飯作るの面倒、今日はラーメンでいいか。。。と
思うことに罪悪感を感じる必要はありません(笑)
ラーメンもちょっと工夫するだけで立派な栄養価の高い食べ物になります。

作り方という程ではないですが、麺を茹でる際に、30秒~1分前刻んだお野菜をいれるだけ。

例えば、
葉ニンニク 3cm程に切って1分前(太いところはもう少し長くても)
スベリヒユ 食べやすい大きさで30秒前
キャベツやオクラはお好みですが、15秒前で食感を残すのが私は好きです。

あとは、麺と一緒にザルに開けて、普通に作ればできあがりです。
スベリヒユや葉ニンニク自体に良質の油分を多く含むので、
油との相性はよいですが、炒めずにラーメンスープのように油分の多いものともよく合います。

送られてきた「さとやまパック」のお野菜を早く食べないと傷んじゃう!
・・そんなときにもお
すすめです。


(セージについて)
セージは乾燥させてお料理にもよいですが、
セージだけのお茶は、特に更年期前後の女性にオススメです
ホットフラッシュやめまいなど特有の症状に対しても効果的と言われています。

葉っぱ2、3枚で熱湯を注ぎ5分抽出。
意外と飲みやすいのでぜひお試し下さい。

Hiroko


<ハーブたっぷりピクルス>

材料:具材:カリフラワー、きゅうり、たまねぎなどお好みで
   ピクルス液:酢 100ml、水 200ml、きび砂糖 大さじ1-2、塩 小さじ1、
   お好みのハーブ (今回は、セージ、レモンバーム、スペアミント、フェンネル、マスタードシードを使いました)

作り方:
1)材料を食べやすい大きさに切る
2)カリフラワーなど硬いお野菜は、茹でるか蒸すかでお好みの硬さにする
3)ピクルス液を火にかけて煮詰める
4)具材に回しかけてしばらく置く

1H程度で浅漬け程度にはなりますが、数時間置いた方が
味がまとまります。お好みのつけ具合で召し上がりください。
具材は上記にとどまらず、ズッキーニ、パプリカなども美味しいです。

今回は子供も食べやすいように控えましたが、お好みで
ニンニク、胡椒、唐辛子なども入れても。

お楽しみください。

Hiroko


<桃の葉チンキ>

今回はお料理ではなくスキンケアやセルフケアに使える、家庭でできる桃の葉チンキです。
お風呂に入れるだけでなく、アルコールにつけてエキスを抽出することで
比較的保存の効く手作り化粧水の基材としても使用することができます。
よろしければお試し下さい。

桃の葉 瓶に軽く押さえていっぱいになるくらい
アルコール 40度以上のウォッカが望ましいです

桃の葉を消毒した瓶にいれ、アルコールをすりきりになるまで注ぐ
固く蓋をして、振り混ぜる。
2週間ほどで漉して冷暗所にて保存。

<使い方>
スプレー容器にチンキ剤、ハーブウォーター(精製水でも可)を同量の割合でいれ
化粧水やボディスプレーとして用いる。
アルコールが高すぎる場合はお水の割合を増やしてください
(大体2週間以内に使い切りましょう)

汗も対策やかゆみ、汗のにおい対策などに用いてみてください。
お肌に異常を感じた場合は無理なく使用を中止し、お掃除や空間スプレーに
ご利用ください。


手作りハーブソルトでズキーニソテーと炊き込みピラフ

1)フレッシュハーブソルトをまず、手づくりします。

タイム、オレガノ、セージ、バジル、ミントなどお好みのハーブを
みじん切り

ハーブを小さじ1、塩を大さじ2の割合で混ぜ合わせ容器に保存する

2)ズッキーニソテー
ズッキーニを1cmの輪切りにする
フライパンにオリーブオイルをひき両面をこんがり焼く
お皿に盛って1)のハーブソルトをかける
☆ズッキーニは生でも美味しいのでお好みで半生でもOKで

3)炊き込みピラフ
米2合は洗わずに:
玉ねぎ、ズッキーニ、トマト、ピーマンなどお好みの野菜を小さく刻む

(ドライトマトなど少し乾燥したお野菜でも美味しくできます)
お好みでにんにくをみじん切り
鍋にオリーブオイルまたはバターでにんにく、野菜を炒める
米2合を入れてさらに炒める
油が馴染んだら、水を2カップ(野菜が水分が多い場合は少し減らします)
1)のハーブソルトを小匙1弱
蓋をして13-15分ほど中火→弱火で炊き上げ火を消して15分ほど蒸らす
いただく前によくかき混ぜて、お好みでハーブをトッピング


<夏野菜のマリナーラ風パスタ>

イタリア料理の定番マリナーラに欠かせないハーブがオレガノ。
味付けはシンプルに塩とオリーブオイル。
マリナーラの語源は諸説いろいろありますが、
古くからのイタリア料理を知る方は、これにはチーズはかけないでいただくそうです。
その理由は。。。お会いできた方にお伝えします♡

今回は花付きのオレガノを使った夏野菜のアレンジ。
すどう農園さんのパワフルな夏野菜とハーブでバテ気味の体をいたわりましょう。

材料)パスタ、ニンニク、オレガノ、ナス、トマト、玉ねぎ、オリーブオイル、塩

ソースの作り方)
1)オリーブオイルにニンニクも刻んで熱したものに、玉ねぎを入れて炒める
2)トマトを潰して入れてソースに(ピューレや缶詰でもOK)
3)オレガノを適量入れてさらに炒め煮
4)ナスなど歯ごたえのあるお野菜を入れてひと煮立ち
  (今回は間引いたベビーコーンを入れました)
5)ゆでたパスタに絡めていただきます

いろんなお野菜で試せます。
ゴーヤやエリンギなど少し歯ごたえのあるお野菜を入れると
魚介やお肉がなくても満足のひと皿に♪
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<バターナッツかぼちゃのプディング プリン型 6-8個分>

材料:バターナッツかぼちゃ 皮をむき 200g
   卵 2つ、砂糖 50g、牛乳または豆乳 200ml
   カルダモンやシナモンをお好みで
作り方:
 1)バターナッツかぼちゃは種を除き蒸す(またはレンジなどで柔らかく)
 2)フォークなどでつぶしてペースト状に
 3)材料を全て混ぜ合わせる
 4)漉してカルダモンやシナモンを適量いれまぜ
 5)容器に入れたものを 170度オーブンで30分ほど蒸し焼きにする

☆バジルやタイムなどを入れてラムをかけると大人の味バージョンに♡


<秋の野草のペペロンチーノ>
 2017.10.17

材料(2人分):
ヨモギやハコベなど秋の野草(両手のひらにのる程度)、
ニンニク ひとかけ、唐辛子またはドライトマト、お好みでキノコなど
オリーブオイル、パスタ、塩 適量

作り方:
1)パスタを茹でるお湯にはしっかりめに塩を入れておきます
2)ヨモギやハコベは太い茎は取り除き食べやすい大きさにしておきます
3)オリーブオイルでニンニク、唐辛子またはドライトマトをじっくり炒めます
4)パスタが茹で上がる直前に、ヨモギやハコベを2)に入れ炒めます
5)茹で上がったパスタを入れ、4)と絡めます。
  お好みでオリーブオイル、塩を追加して出来上がり

春とはまた違った野草の力強さと旨味を感じるひと皿です。
油と交わることで苦味も和らぎ食べやすくなります。
お楽しみください。

Hiroko


<さとやま野菜のクリームシチュー> 2017年11月

材料)たまねぎ、にんじん、じゃがいも、里芋、白菜、ブロッコリーなど
   お好みで鶏肉、キノコ、ストリドーロ、
   調味料:塩、醤油、セージ、ローリエなどのハーブ、お好みでチーズ
   ソース:バター、小麦粉、牛乳または豆乳、塩
作り方)
1)バター、小麦粉をよく炒めて、牛乳を少しずつ混ぜてベシャメルソース作る
2)たまねぎなどの野菜は一口大に切り、オイルでいためてから水とローリエな
どのハーブを加えて火が通るまで煮る
3)1)のベシャメルソースと合わせて、塩などで味つけする
4)火を止める寸前にストリドーロの葉を入れる

煮込み料理が恋しくなる季節です。
定番メニューですが、滋味あふれる里山のお野菜が
コンソメなどがなくてもいいお出汁を出してくれます。
イタリアではオムレツに定番なストリドーロも
さっと火が通した感じがシチューに彩りと大人の香りをそえてくれます。
お好みのお野菜で作ってみてくださいね。

いかがでしょうか?
この先も、随時レシピが追加されていきます。
おいしそう!
自分でも作ってみたい!
そう思った方はぜひ「さとやまパック」をお勧めします。

お休みはご自由ですので、ご無理のないペースで続けられます。