トラクターの修理(クボタA15)続き

こんにちは。

神奈川・相模原の里山(相模湖)で自然農を営む「すどう農園」です。

トラクター(クボタA15)修理の続きです。前回はこちらをご覧ください。

分解清掃をするなかでオイルタンクの中もだいぶ汚れが溜まっているのが見つかり、それを廣田さんの山梨の工房に持ち帰っていただいて、しっかり洗浄をしていただきました。これをしないと、タンク内の内側の汚れがボロボロと際限なく剥がれて、それが燃料を供給するパイプ(人間の動脈ですね)を通じて流れていきます。フィルターも目詰まりがひどくなれば最後はパイプに詰まって破裂しかねない危険な状況でした。まるで動脈硬化です。こうしてみると機械も人間も共通する部分は多いものです。しかし人間は自己治癒の力が多少なりともありますが、機械にはありません。たとえ動いていなくとも年月とともに劣化していきます。特にトラクターはじつに劣悪な環境で働くわけですから、故障に気がついたらもう手遅れということも多いのです。こうした古い機種は部品が欠番になってしまえばトラクターを買い替えるしかない。それなのでケアは必要です。ただし私のような機械の素人には難しい。だから、こうしてきっちり見てくれる人がいてくれるのは非常にありがたいことです。心から感謝。
そしてこちらのリクエストで部品を送って頂いたクボタの平塚営業所さんもありがとうございます。こちらの見落としていた部品まで入れて頂いたお陰で、スムーズに作業ができました。さすがです。感謝。