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冬の地ごしらえ

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら野菜作りの農業学校を開催している「すどう農園」です。

 

「自給&無農薬の野菜づくり教室・さとやま農学校」ではこの時期になると来年に向けての地ごしらえをします。農園に生えた草を刈ったもの、落ち葉と一緒に米ぬかボカシを混ぜて踏み込み、畝を戻して土を醗酵させます。詳しい方法は農学校でじっくり学びます。夏場であれば刈った草を敷いていけばそれだけで自然に耕されていきますが、冬の間や、始めたばかりの畑ではこうした土づくりが有効です。農学校は初心者の方がほとんどなので、条件の整っていないところから土を育てていくことを覚えて欲しいと思っています。ひとりでに土が育っていく自然農のような状態になるには、やはりこうしたステージが必要です。
 去年の今頃もこうして地ごしらえの練習をし、その成果を今年の農学校でいただきました。今度は今年の農学校の皆さんが来年の農学校の皆さんに地ごしらえをして引き継いでいきます。小さなペイ・フォワード(たのしみの前送り)とも言えます。

無農薬栽培のニンジン@さとやま農学校
無農薬栽培のニンジン@さとやま農学校
無農薬栽培のサトイモ@さとやま農学校
無農薬栽培のサトイモ@さとやま農学校

 収穫も続々と重量級が目白押しで、持って帰るのも大変なほどですが、猛暑と長雨のなかを育ってきた元気な野菜たちです。
ニンジンやダイコン、サトイモなども秋を迎えてさらに大きく育っています。白菜やホウレンソウはこれから甘くなる。寒さの旬の味です。
 来年の「さとやま農学校2021」も、例年よりも早いペースで、すでに定員の3分の1ほど埋まりました。12月中の説明会にどうぞお申込みください。