こんにちは。
神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農的暮らしの講座を開催している「すどう農園」です。
秋の種まき、毎日続々です。
台風のリスク、猛暑のぶり返しも考えて、少しづつ、色々な品種を繰り返していきます。猛暑が基準になったので、品種選びもそれに合わせて変わってきます。たとえばブロッコリは4種類、どれがどうふるまってくれるか。味はどう違うか。ブロッコリなどは国内の種苗会社では固定種はありません。もちろん交配種もいいのですが、種取りを考えるとヨーロッパの輸入品種になります。大手の種苗会社でも固定種、オーガニック認証の種、バイオダイナミック認証の種、エアルームなど様々あります。この辺の層の厚みは凄いものです。
いつものことながら、やはり新しい作目はワクワクします。
今年は例えばニオイスミレなど。
このニオイスミレの香りのファンなのですが、何しろ暑さに弱くて今年の長梅雨ではとろけるように消えてしまいました。めげずに9月から蒔いて冬を越し、初夏までに香りを楽しもうという算段です。
さとやま農学校2020秋のショートコースも、日曜クラスが満員で木曜クラスも残り1名様となりました。講座日数が少ないので定員は10名様の少人数です。10名でも多いくらいなので、動画も使いながら進めていきますし、講座の終わった後でも畑に来たい人はいつでも来ていただける形にします。追加料金など取りません。こういう自由な体験農園はなかなか他にないことでしょう。いつも言っていますが「すどう農園」がこのようなことをやるのは、都会に生まれた自分自身がここまで来るのにとても多くの方々からお世話になったからです。
土に触れることは不要不急ではありません。むしろこんな時代だからこそ不可欠なこと、私たちの権利です。
ショートコースにひきつづき「さとやま農学校2021説明会」の年内日程も決まりました。2021コースは1月から動画での基本の予習、そして3月から本講座になります。じっくり進めていきましょう。