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講座・火とくらす 石窯の本体施工

こんにちは。

 

神奈川で自然栽培と農業体験を開催している「すどう農園」です。


3連休の最終日は「講座・火と暮らす」の石窯ドーム施工。
 
最高気温が2度か3度。 曇った冷たい天気です。
秋田の「かぼちゃ」さんでお手伝いした時は、降りしきる雪の中で職人さんたちがシートを張って、てきぱきとやっておられた、あの時を思い出しつつ。
 
皆さん、ぐんぐん習熟です。
福井さんは、先週もセンターの焼き床を大理石みたいにピッカピカに仕上げているので、もはや余裕の域。
 
佐藤さん。昨年は不運つづきだったのが、晴れて天中殺が明けて元気復活です。コテの使い方も、呑み込みが早い。
 
福井千裕さんの丁寧な、心のこもった開口部の仕上げには唸りました。
ちなみに、今週末には「火と暮らすⅡ・野鍛冶になろう」を告知の予定ですが、そちらは福井さんがナビゲイタ―になります。お楽しみに。
 
こんな風に、じっくりものを作ると、それぞれのお人柄がにじみ出てきますね。
畑も、見るべくして見れば、その人となりが一目瞭然ですから、農家は常に人目に人柄をさらしているわけです。
 
今回は「分解して持ち運べる石窯」というのがコンセプトで、随所に仕掛けを入れました。
次回はマスストーブともども、いよいよ火入れです。

すどう農園では今年(2019年)も、農的くらしの楽しさを感じていただく農業体験講座・企画を用意します。

「講座・火と暮らすⅡ 野鍛冶になろう」も、今週末には一般告知の予定です。

 

首都圏から日帰りの農業体験「さとやま農学校」の説明会も開催中です。

こんな風に、左官コテにくるりっとネタ(モルタル)をさばいて乗せるのがコツです。
そのためには、ネタのこね具合をしっかりしておくことと、ちょっとした慣れが必要なのですが、やればできるようになります。できるようになれば、ますますハマります。

開口部の枠になる土まんじゅうづくり。
これが石窯の顔にもなるわけですが、いずれ無用になる枠も、こうして心を込めて作るお人柄が垣間見えます。

次回は3月3日に、これを移動して石窯本体の設営になります。
それからいよいよ火入れ。

ゆっくり作りこむのって、やっぱり楽しい。