春を待つ植物の姿が好きです。
年々、1月を好きになる度合いが高まってきました。
真冬の静かな季節は、やはりそれぞれの顔があって、味わい深い。なにより人間のほうもゆっくり見ていられます。
フェンネルは葉の香りも実の甘さも、そして地上部、腰のあたりの太った茎も、それぞれに使えるマルチな仲間です。サラダや詰め物、シードや葉はお酒に漬け込んでリキュールにしておけばいつでも甘い香りが楽しめます。
セリ科つまりニンジンの仲間で、ほかにも本家のセリや、アシタバやディルなど、香りの強いものが多いのですね。
こうして冬を過ごす植物たちは、春まきのものと違って冬を越しただけに、その瞬発力は凄い。
初夏の太陽にかみつくような勢いで伸びていく姿は、むしろ太陽よりも眩しい。
「さとやま農学校」でも、こうした香味野菜を、今年はより多数、作っていきます。こうした個性的な役者が増えると、台所が彩鮮やかになるのです。パーティーの一品にも、軽く添えたいですね。
すどう農園では今年(2019年)も、農的くらしの楽しさを感じていただく農業体験の講座や教室を用意します。
「さとやま農学校」も「プレ講座」として2月から動画配信が始まります。
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