津久井在来大豆の味噌づくり

 

大豆を煮ています。
週末の「さとやま農学校」の最終日で味噌づくりに使う津久井在来大豆です。

一晩水に漬けて膨らんだ大豆を薪で煮たてる。

最初は豆が踊るほど強い火で。
最後は、たっぷりのおき火でじんわりと包む。

薪で炊いた豆は、どこかまろやかです。
不思議ですね。
例えばお風呂も、ガスや灯油で沸かしたものと薪で沸かしたものとでは熱の加減が違うようです。別にゴエモン風呂でなくとも、街中の銭湯でも、廃材などの木を燃やした銭湯はよく暖まったものでした。

こんな風に豆を煮るのも時間のかかる作業で、どんなに強い火でも数時間かかりますね。
少量でも時間はかかる。
だからついガス料金が気になって、早めに切り上げてしまうのですが、そうすると煮え具合がいかにも半端な具合になってしまうのです。

里山は、燃やす素材に事欠きません。
山に入れば焚き木はいくらでもあります。
ただし、それは不揃いなので、薪として売れるものではありません。売れる薪を作るのは大変なことです。

だから、焚き木を売るのでなく、
焚き木で豆を煮て売ったらどうか、といつも思います。
木くずでも竹でも枯れ枝でも、とにかく何でも燃やせるような大きなかまどで、でかい鍋をかけて豆を煮る。

シンプルな商売ですね。
これなら薪や焚き木の種類や状態はどんなだっていいわけです。燃えてくれればよい。

3時間も4時間もガスをつけていられない家庭にもありがたいし。山もきれいになる。そんなに難しい技術ではないから、誰がやっても副収入になる。

こんな風に、今あるものとニーズを組み合わせれば、地域の小商いは色々とできると思うのです。

大きなかまどを仕立てて、豆や何やらを煮る商売を、そろそろ始めようかなあ。