里山の歳時@小鳥喫茶室さん~桃の草木染めとハコベ塩

木村陽子さんの主宰される「小鳥喫茶室」さんにて、二回目の里山歳時の集いでした。

江戸時代からの歯磨きに使われたハコベ塩を、石臼挽きと煮詰め方式の二種類でつくりました。
すなわち天日乾燥したハコベを石臼でゆるゆると、おしゃべりしながら挽いて焼き塩を合わせるものと、

生のハコベをブレンダーにかけて濾して、煮汁を塩を炊きながら煮詰めるものです。

そして今年最後の桃の草木染めも、経験豊富な皆さんのおかげで、滋味のある色にできました。
いちばん最初の煮汁は(黄色が多いから)捨てるといいと聞いていたのですが、
「何かもったいないからこれでも染めてみよう」ということで染めたら、これが意外な出来栄え。
二番汁には重層を入れて染めました。これは面白いもので、駅の中では緑色なのが、
空気に触れると頬が染まるように桃色になるのです。不思議。

お昼は、オーガニックベースで講師もされている木村さんのご飯を頂いて、午後は「くらして」大和屋真由美さんの「野良着」のサンプルをあれこれ見ながら、車座でお話を。

赤ちゃんも一緒に、ゆっくりした話の出来る場所は東京と思えないエアポケットです。

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梅の草木染め@小鳥喫茶室さん

本日も梅の染めです。
東京町田の玉川学園・小鳥喫茶室さんにて。

たっぷりの枝と蕾を、ざくざく切って、煮たてて、ほどなく部屋じゅうの匂いたつ色香に心の底まで染まりました。

この馥郁は、精油では味わえない旬の香りです。

来年になって梅の香りを嗅いだらきっと、いろいろな条件反射が起きそう。
そこまで今年は梅とつきあっています。

小鳥喫茶室さんには、初めて伺いました。
町田・玉川学園の閑静な住宅地、丘の上に佇むエアポケットです。

代表の木村陽子さんはオーガニックベースの講師もされているほどの方で、今日も染めの作業の合間にクルクルっと素敵なお昼をつくってくださいました。
ここに映っていないタカキビと厚揚げの合わせも、デザートのチョコ(甘酒を使ったもの)も、目が潤むような存分です。一日を終えて「満ちた、足りた」気持ちでいっぱい。

そこで、せっかくの催しを機に、一年の里山のあれこれを書き出してみました。

染めや練り香づくりも勿論ながら、初夏には新茶を石臼で抹茶に挽いたり、アマチャヅルみたいな野草茶もあれば、ハコベの歯磨き粉とか、山菜も芽生えてくるし、追いきれないペースで春夏秋冬が巡っていく。
何十年も繰り返しても飽きることのない遊び足りない里山の暮らしです。
そこに、少しづつ都会の皆さんをお誘いしていこうと思うのです。

ところで、今日も参加してくださった「プラナス」さんからいただいた「まちだシルクメロン ダックワース」は、本物のメロンを使った逸品でした。これには驚きました。
でも、写真を撮らずに食べてしまいました。
手紙を読まずに食べてしまった黒ヤギさんの心境・・・。

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在来種の種取りワークショップ@アトリエ間間さん

在来種の種取りWSをしました。
ずうっとお世話になっているオーガニックベースアトリエ「間間」さんにて。
食堂「ヒトト」が福島に移り、寂しくなりましたが、逆に我々が間間をいろいろと楽しくしていけたらいいな、と

僭越ながら思うものです。
どこであれ、場所を楽しくするのには、参加する皆が立場を越えて空気を創ることが大事と思うから。
さて、
我が農園の種取りの種取りのメインをなすのは津田カブと大長ニンジン、そして四葉キュウリですが、
「プランターで種取りしよう」というコンセプトで今回は津田カブを選びました。
キュウリやニンジンと違って、小さなプランターでも種が採りやすいのです。

在来種とは何か?

いま都会の人たちが種取りをやる意味、
実際のやり方、土の選び方、ケアの仕方、
種の色々(畑のスライド)

シェアまでの二時間。
あっという間でしたが、楽しかった。
個人的には、またやりたい(笑)

こういう小さな集まりを大事に大事にして、合理性一辺倒でない時間・空間の大事さをシェアしていきたい。
効率の悪い人間が、それだけのことで切り捨てられる社会に「そればかりじゃあないよ」と言えるヒントは、
この種取りにあると思う。その意味を楽しく伝えていきたい。
そんな気持ちでいっぱいです。

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月桃(げっとう)でム―チーをつくりました

本日は小正月な一日でした。

沖縄の月桃と紫芋でお餅(ム―チー)をつくって午後のひととき。
「さとやまメディカルハーブプロジェクト」2016コースの皆さんと鷺島先生のサロン「アッシュ」にて。

笹のチマキと似てますね。
同じように月桃には抗菌作用があるのですが、それだけではない独特の効果を持った薬草です。

蒸し上がった餅を少しづつ月桃からはがしながら食べると、香りに包まれて陶酔と沈静の両方向の精神効果が湧き上がってきて、なんとも不思議な心持ちになります。今日は特に良い感じ、医食同源を実感しました。
いまどきの月桃は効用が高いのを沖縄の人たちは経験的に知っていて、それでこの時期に食べるのでしょうかね。
(写真は鷺島さん撮影)

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海老名・PublieさんでイベントMeet & Eat に参加しました。

いつも加工品や野菜でお世話になっているJR海老名駅前のPublieさんのイベントMeet&Eatに出店させていただきました。広々としたカフェレストランは開店一周年を過ぎてご家族連れの常連さんがとても多く、地域に愛されている様子が伝わてきます。スタッフの皆さんも、いつもながらとても気遣いがあって、私たち出店者にもお茶やその他の差し入れをくださるのでした。朝から夕方まで立ち続けてのブース作業は、私のような慣れない農家には気疲れもあるのですが、その辺を察してくださるところが、さすがプロの皆さんです。
この日は天気も良くて餅つきなどのイベントの和やかに終了。
井上麹店さんともユックリお話ができて、今日は参加者にも慣れたような楽しい一日でした。
イベントは、ともすると売上ばかりに目が行きがちなのですが、こんな風に横のつながりができる一体感・情報交換も大事なのです。今度はシェフトご一緒に畑にも来てくださるそうで、お互いの現場の見える関係があってこそ、良いモノづくり、お店作りにつながっていくことと思います。

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歳末の販促

歳末の販促に出かけました。いつもお世話になっている東京三鷹のFarmDo三鷹店さんにて。
今日は「トマト味噌ソース」などの試食をしていただこうと思います。
私たち農家にとっては実際に店頭で立つのは慣れないゆえの緊張もあるのですが、やっぱり直接に声が聞けるのは大事なこと。特に加工品は、食べ方も含めて説明することが大事なのです。都心に間近な利点を活かして、何とか時間を見つけては出ていく予定です。
それにしても年の瀬の慌ただしい様子は、なんとも懐かしい光景です。

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