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8月の畑の花・種取り

こんにちは


神奈川・相模原で自然農で野菜やハーブを育てている「すどう農園」です。

梅雨明けから早速の猛暑。
もうすっかりこれが定常化してきましたが、大事なことは、この猛暑に対処しながら人間も野菜も畑全体が生きていくこと。無理に頑張るのは限界があります。生産農家にしてみれば、これまでとは違って、夏野菜の生産ピークを調整していく、つまり減らしていくことも必要になるでしょう。何しろ暑さで人間も食欲が落ちて消費がタイトになるから、おのずと供給過剰になります。売り切れない野菜が毎日のように押し寄せてはスーパーなどのバックヤードで大量に積み上げられていくのがこれからの季節でもあります。
限られた人的エネルギーの配分を夏に振り分ける分を今までよりはセーブして、秋から冬そして春の生産に振り分けていくことが大事になってきます。当たり前と言われそうですが、とりわけ新規の生産者さんなどは、どうしても夏野菜にピークを合わせてしまいがちなものです。気持ちはよくわかります。

無農薬の野菜作り教室・さとやま農学校@すどう農園
無農薬の野菜作り教室・さとやま農学校@すどう農園

自給のための無農薬の野菜づくり教室・さとやま農学校」も、夏野菜の世話をしながら、同時に秋冬の準備も進めています。ブロッコリーなどは今出遅れると年内の収穫は難しいものです。品種を選び、タイミングを分散して試します。

先だってはさっそくの台風でした。その後の各地を襲った短時間の記録的な豪雨。
この先もどうなるか予断を許しません。大きな農家さんにはとりわけ死活問題にもなる天候ですが、だからこそ小さく自給していく人が増えることは意味が大きいのです。

いつものようにフォトギャラリー形式で写真をアップしました。