クサギ(臭木)の花が咲き始めました。
10月ころになると、なんとも言えない美しい青紫の実をつける樹です。
優しげな外見とは裏腹に、台風に直撃されても実は落ちません。
台風一過の空に静かに佇む気配を秋になるたびに驚きながら眺めます。
クサギは、里山の高木の陰でよく見かける樹です。
そのクサギの実を集めてハウスの外側にまいたら、数年でこんなに大きな木になりました。
日陰を好むとばかり思っていましたが、日当たりが良くて競合相手がいないと、こんなに大きくなるのですね。
今日は「さとやま農学校」を終えたあとで、クサギの葉を摘みました。クサギの葉で草木染をすると、美しい緑色の染めができるのだそうです。なかなか緑色は、草木染では出しにくい色なので、今からとても楽しみです。
またこのブログでもご報告します。