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大豆のシカよけネットを張る①

レコンキスタ(失地回復)・・・
という十字軍みたいな言葉が浮かんできます。
イノシシに荒らされて、その後に鬱蒼と篠竹が攻めてくる里山と森の境目(エッジ)。
ここで「さとやま農学校」の修了生の皆さんと大豆をまくことになり、そのための鹿よけのネットを張りました。この日は途中までの作業です。

ぐうん、と引いてみるとこんな感じです。ただの畑としては40m足らずの直線ですが、ネットを貼るとなると距離が長く感じられます。なによりも「資材費」というか「防衛費」というか、こうした鳥獣害対策にかかる費用は毎年かなりの額になります。行政からの補助もあるのですが、それにしてもコストと手間を考えるて高齢の方々が放棄してしまうのも無理はありません。作ったものを破壊され収奪されるというのは、何にも増して意欲が失せるのです。だから1人では背負わないこと。

週末は津久井在来大豆の種まき

こんなふうに、作業は頼もしい修了生の皆さんにお世話になっています。
一通りネットも巡らしたところで、週末に津久井在来大豆の種まきです。まいた直後の鳥除けもあります。
それと今年の種まきではちょっと工夫を凝らしたまき方もするようです。楽しみですね。

自給のための野菜づくり教室・さとやま農学校 秋のショートコース」の告知も始まりました。