· 

春を待つミニキャロットの固定種

固定種のニンジンの自然栽培を農業体験できる「すどう農園」
固定種のミニキャロットをペットボトルで栽培している窓際@すどう農園

こんにちは。

 

神奈川・相模原(相模湖)で自然栽培の野菜やハーブを育てながら農業体験の講座を開催している「すどう農園」です。

昨年は大晦日まで畑だったので、この正月はややのんびりと。家の薪ストーブの煙突を仕上げたり、庭を片付けたりしながら新春を迎えています。窓際のペットボトルのミニキャロットも、いったん枯れかかったのがまた小さな芽を出してきました。三枚目の写真は、畑でのミニキャロットです。秋に始まった「さとやま農学校ショートコース」の皆さんと蒔いたものですが、これは畑のハウスで選抜して、初夏の種取りを待っています。こうして準備をしているうちに、あっという間に春が来ます。もちろん霜や雪もあるでしょう、降る時にはドカッと数センチ積もることもあるでしょう。ですが、確実に太陽の日は伸びてきます。気温と地温の上下変動を繰り返しながら春へ初夏へと季節が動いていく。そうなる前に、いまはじっくり今年のイメージを作ります。畑のイメージ、品種のイメージ、収穫のイメージ。講座のイメージ。散歩をしながら、昼寝をしながら、じっくり考える。毎年毎年の経験を重ねたうえで、今年はどんなふうにしようかと考えるのが農園の冬の愉しみです。

 

首都圏から日帰りの農業体験・さとやま農学校」も、おかげさまでお申し込みがだいぶ増えてきました。「さとやま農学校の現地の説明会」は、2月になると雪も降りやすくなりますので、お早目のお申し込みをお勧めします。

固定種のミニキャロット。
固定種のミニキャロット。種取り用のものは畑で春を待っています。
固定種のミニキャロットの自然栽培の体験農場@すどう農園
ミニキャロットは小さくても丸く太ります。ここが普通のニンジンと違うところ@すどう農園